a0002_003653_m伊賀市の女性行政書士中道です(^^)

まずはこちらをご覧ください→経済産業省 平成26年度補正予算案について

これだけ眺めていてもなんのことだかチンプンカンプン!・・・なのですが。
少しだけお付き合いくださいね。

①そもそも、補助金って何?
→補助金も助成金も、国や地方自治体から支給される「返済不要のお金」と言えます。

②補助金と助成金はどう違うの?
→助成金は要件が合えば受給できるものなのですが、補助金には閣議決定による予算があるので、たとえ要件に適っていても受給出来ない可能性があります。

③どんなものがあるの?(有名どころのみピックアップしています)

☆創業補助金(第二創業も含む)
・新たに創業する人に対して、その経費の一部を補助することで、新たな需要や雇用の創出等を促し経済を活性化させることを目的としており、個人・中小企業・小規模事業者などが対象です。
・今回は「廃業コスト」も補助対象として盛り込まれていることがポイントですね。
・創業費用の3分の2が補助されます(上限200万円)

☆ものづくり・サービス補助金
・ものづくり、商業、サービスの分野で、環境等の成長分野へ参入するなど、革新的な取組にチャレンジする中小企業・小規模事業者に対し、試作品・新サービス開発、設備投資等が支援されます。

☆小規模事業者パッケージ支援補助金
・中小企業や小規模事業者が、地域資源活用や事業者連携により行う商品・サービスの開発等にかかる費用の2/3を補助するもので、物産展やアンテナショップなどでの販路拡大を支援するものです。

☆ふるさと名物支援補助金
・地域資源を活用した「ふるさと名物」の開発や販路開拓ついて、地域団体等とともに地域一体となって行う取組に対する補助。

☆省エネルギー・再生可能エネルギー関連補助金

☆中小企業・小規模事業者に対する人材発掘・育成支援補助金

様々なものがありますが、これらの補助金を受給するためには、審査を通らなければなりません。

ここで大きな課題となるのが、そのスピード。

国会での予算可決後は、例年すぐに公募が開始されることになります。ですので間もなく詳細も発表されるでしょう。

昨年のスケジュールはというと
・2月6日 国会承認
・「創業補助金」/募集開始2月28日→1次締切3月24日。
・「ものづくり補助金」/募集開始2月14日→1次締切3月14日。

この間に書類をすべて整えて応募しなければなりません。
追加公募も含めると2~3回のチャンスがありますが、重要なポイントは、「 第1回目の採択率が高い」ということ。

ですので、補助金がほしいとお考えの起業家のみなさんは、これらを見据えて事業計画書を早目に作成するなど、早急な準備が必要ですね。

※メリットばかりお伝えするのは性分に合いませんので・・・・補足を少し。

①補助金は後払いです!
②事業期間内に精算しなければなりません!
③補助金で購入したものは、廃棄や処分が制限される場合があります!
④事務処理が増加します!

「もらえたはいいが、後のことが大変で大変で・・・もらわん方が良かったわ」
そんなお声を耳にすることもあります。

もらえるものには果たすべき義務も生じる、ということもお忘れのないようにしてくださいね。

当事務所では補助金申請・事後サポートについても承っております。
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